散文を二人二様で

今回もdekokakaka様と華苑様のご両名にご参加いただき、不肖私と3名で散文をお送りいたします。

梅雨もそろそろ開けようかという時期、そして明日は七夕

季節の移ろいと心の移ろいを散文に込めて。


まずはdekokakaka様の作品


題は「晴れ間」です

晴れ間


晴れてるところが有るよ 本当だ そっちへ行ってみる

でもさ 今度は順番で こっちが晴れるよきっと

ほらこっちが晴れてきたよ

変わるね お天気って 梅雨の晴れ間 気持ち良いね

お天気につられて コロコロ気持ちが 駄目だよつられては

でも本当だね

さっきはうじうじ今は晴れ晴れ ずっとこの気持が ずっと続きますように

でもさ うじうじがあるから

晴れ晴れがよりいっそう 晴れ晴れとするんだろうね!


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なんとも可愛らしい。

この季節は猫の目のように照ったり曇ったりそして突然降ってきたり

人の心は移り気とはいえ、寄りすがるものはまたそれぞれにお在りかと。


さて次は私

題は「君住む街」です。

君住む街


どうしても行かなきゃならない場所がある

思い出の地とはそういうものだ

出かける度に懐かしい

交差点を左に曲がって道なりに

太い幹の桜の枯木が見えてきたらもうすぐだ


始めてきた時には不思議だった

始めてなのに懐かしかった

なぜ私はこの場所を知っているんだろうって

神様が導いたとしておこう

それ以外の理由は見当たらないからね


君住む街は特別だ

僕はもうこの景色を覚えている


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ということで二人二様の散文でお送りいたしました。

そろそろ季節は夏、蝉しぐれ、西瓜、虹、海水浴・・・

たくさんの題材にあふれる季節です。

どうぞたくさんの皆様のご参加をお待ちしております。


主宰:社会不適合オヤジⅡ 拝





和歌で遊ぼう!

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書き付くれば

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