季節を詠もう

2月は季節が動くとき。

硬い木の芽も次第に膨らんで、心も柔らかく動く季節です。

そんな季節を、心の動きを詠んでみましょう。


今回もdekokakakaさん、リディさんのご参加です。

リディさんはバレンタイン・ディを題材に、dekokakakaさんは桜を題材に。

それではまずdekokakakaさんの作品から。


桜 桜

桜 桜 なに見て咲くの それはあなたの笑顔でしょ 

桜咲く頃 あなたの笑顔が見れるね



おうおう(桜桜)

夢の様な桜が咲いたよ

おうおう 

桜桜

夢桜

これは夢の中なのかな

はっきりしないよ

春霞に包まれて

夢でもいいよ

夢なら覚めないで

春になって咲いてくれるまで

夢の中で咲き続けておくれ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・by dekokakakaさん

いつもの、本当にいつものdさんです。

ぼくは最初の短い詩が好きです。本当はクレヨンみたいなフォントで書きたいところですが仕方ありません。

ちょっと試してみましょうか。

こんな感じかなぁ

dさんの雰囲気出ていればいいんですが。


さて次はリディさん。題材はバレンタイン・ディ


St.Valentine's Day

今日が何の日か知ってる? バレンタインだね

それ以外にも僕たちにとって大切な日

君も覚えてるよね 忘れるはずがない

僕たちが付き合い始めた記念日でもあるから


いつもの場所で待ち合わせ 白い吐息が寒さを語る

何分 何十分 何時間と 時間だけが過ぎる

君は来なかった メールが受け止めれなかった


『もう、終わりにしよう。』 君からのメールが


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by リディさん


なんか悲しいですが、リディさんはきっと想いを巡らして様々なシチュエーションを想定しているのかもしれません。

若い二人にはいいことだけじゃなくて辛いこともあるに違いありません。

でも、リディさんたちは円満なご関係のご様子ですから心配はありませんけれど(^o^)


さて、最後は私。

今回は欲張って俳句と短歌を幾つかお送りいたします。


春を思う心


ヒヨドリの 鳴くや一舞い 春まだき

(ひよどりの なくやひとまい はるまだき) 

薄明かり 衣ひとつで雪見上げ 焦がるる心春を呼べ

(うすあかり ころもひとつでゆきみあげ こがるるこころはるをよべ) 


鈍色に 果つる間もなき 春の雪

(にびいろに はつるまもなき はるのゆき)

風花に 梅一輪の 有り難さ

(かざはなに うめいちりんの ありがたさ)


問うてをや 尚口にせん我が心 背は陽に温み 思いこそすれ

(とうてをや なおくちにせんわがこころ せはひにぬくみ おもいこそすれ)


・・・・・・・・・・・・・・・by 社会不適合オヤジⅡ



というわけで今回は盛りだくさん。

実験的に画像でも趣向を凝らしてみました。

AmebaOwndはフォントが限られてるのが今ひとつ使いにくいです。


季節は春を迎えようとしています。

草木のみならず、心も体も前へ前へと動き出す季節です。

皆様からのご投稿をお待ちしております。


                 主宰・・社会不適合オヤジⅡ拝

和歌で遊ぼう!

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書き付くれば

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