小原 古邨の浮世絵で遊ぶ

明治期~昭和の浮世絵も技巧的には江戸期以上のものも多く、そして表現も現代的で今の私達の感覚に近いため、親しみやすいですね。

今夜はそんな絵を題材に遊んでみましょう。

浄土へと 祈る間際の 蓮の聲

(じょうどへと いのるまぎわの はすのこえ)


蓮の花が開くときには音が鳴ると言われます。

大切な人を亡くし、極楽浄土への道のりを祈ろうとした間際、蓮の華の開く音を聞き全てを悟るか。

留守番の 猫は今ぞと 金魚愛で

(るすばんの ねこはいまぞと きんぎょめで)


主の留守の時を待ちかねて、猫は今なら思う存分金魚に手を出せると、そそくさと悪さを始める。

夏の昼下がりの一コマ


と言うわけで簡単ではありますが肩の張らない駄句を二首。

お目に止まればお慰み。 


和歌で遊ぼう!

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書き付くれば

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