夏を詠もう
今夜は7月7日の七夕です。
七夕を題にしても良いのですが、今回はもう少し広いお題で「夏」としました。
今回もリディさんとdekokakakaさん、そして私の作品をお送りいたしましょう。
まずはリディさん。
題:海
僕と海に行こうよ 君にプレゼントがあるんだ
砂の上を一歩ずつ歩んでいく
その砂の重みはあなたから私への愛のしるし
彼は私に囁く ここを掘ってみて
僕からのプレゼント 受けとって欲しい
喜ぶ顔が見たい
僕は決めてたんだ
君にプロポーズする時は 想い出の場所でしようと
海は僕と君の初デートした場所
結婚しよう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by リディさん
リディさんの住む街にも、きっと綺麗な砂浜があるんでしょうね。
大好きな彼と大切な時間を過ごす。
若い感情が、素直に書き連ねられて僕は好きです。
次はdekokakakaさん。
題:海を描こうよ
海を描こう 海に行こう 今行けないからここで描こう
海
太陽とヒマワリが明るい眼差しを互いに投げかけてるね
海だ 海と西瓜
気持いいね
あれっ西瓜だ 切ったのもある
海さんも西瓜が好き dと一緒だ
海とバナナの木
二個おっこってるね にこにこ にこ2
海と風鈴
潮風に吹かれて ちりりん いい音がしてる
海とうちわ
暑いので お互いに風を送っているんだ
そよそよ ぱたぱた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by dekokakakaさん
音とリズムの世界。頭の中でdさんの世界がぐるぐる巡ります。
夏の季節のめまいを感じさせるような、そんなdさんの世界。
さて最後は私。
題:海
開け放った窓に潮の香りが近づいてくる
右手にハンドル 左手は開けた窓へ
あとふたつカーブを過ぎれば見えてくる
いつも行き慣れた海辺の町
助手席には君が 大きなサングラスが光ってる
益々強くなる潮の香り
頭の上に鳥が舞う 翼を広げ羽ばたくこともなく
沖に向かって風を受け ゆるゆると高みへ昇っていく
おーい お前には何が見える
高いところに昇ると 何が見えるんだい
鋭く短く彼はひと鳴きして 翼を翻す
湿った風が吹く7月の海
最後のカーブを曲がると 大きく広がる浜辺が見えた
海はいつもこうやって迎えてくれる
小さいけれど広い海
泳ぐんじゃなくて波間に浮かんでいたい
ゆらゆらと ふわふわと 真上にある太陽に射抜かれて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by 社会不適合オヤジⅡ
今回は海のお題を中心に、でも海にとらわれずにまとめてみました。
不定期な更新で申し訳ありません。
『和歌で遊ぼう!』主宰 社会不適合オヤジⅡ拝
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