夏休みを詠もう

気がつけばもう旧盆ですね

今年は豪雨災害が日本各地で起きています

以前の日本はこんな気象ではなかったんですが、やはりどこかバランスが崩れてきているのでしょうか



さて今回もリディさんとdekokakakaさんのご両名がご参加くださいました

お題は「夏」「夏休み」です。

それではまずは、リディさんの作品から。

題:夏休み

私には夏休みの思い出はない

私の父は漁師だったから

毎日忙しく働いていた

何処かへ旅行なんて

一度もない


テレビで見る

子供達の夏休みのインタビュー

海外へ行ったり、祖父母の家に行ったり

思い出づくりは様々


羨ましいと思ったことはある

私も行ってみたいって

何度も思ったけど

それなりに楽しかった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by リディさん


物悲しい作品ですが、リディさんのお父様に対する胸の内がよく判ります

黙々と魚網を繕う姿や、競り場の喧騒が聞こえてくるかのようです。


さて次はdekokakakaさん

サイダーを題材に、夏の景色を描いています。


題:コップとサイダー

水色のコップとサイダー

これはなかなか合いそうだね

サイダーの方が白く見えるね

そうだね

サイダーはもともと透明だもの

なんだか水色のような気もするよね

バッチシなので

相反するより

ほら

美味しそうに飲めるよ


銀色のコップとサイダー

銀色のコップとサイダー

ひやっ

良く冷えてそうだね

そんな色のコップだね

冷蔵庫の中で冷やすと一層冷たそうになるよ

銀色は重みと渋みと厳かさを持ってるね

深いね

そうだね

深い味わいのサイダーになるね

ほんとだね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by dekokakakaさん


本来の作品はまだまだ別な色が出て来るんです

今回は水色と銀色だけに絞ってしまいましたが

dekokakakaさん、お許し下さいね

全編は以下のURLでご覧になれます。

https://ameblo.jp/dekokakaka/theme-10071925739.html


ひんやりと冷たくて喉を弾けながら通りゆくサイダー

ラムネもコーラも美味しいけれど

「サイダー」って名前がどこか懐かしい響きですね

子供の頃にねだって買ってもらった記憶を呼び起こします



それでは最後に私の作品

今回は俳句です。

画像に直接句を重ねるといったやり方で書いてみました


題:夏休み

とうふやのらっぱ さやかに ゆうげのか

あけはなち かやりびゆらり ひるねいる

らくじつに むかいてなつの ゆくをしる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by 社会不適合オヤジⅡ




おそらくは来月中旬くらいまで残暑は続くものと思われます

今日は高速道路も酷い渋滞が続いているとテレビで伝えています

夏の暑きを迎い入れて、それこそが日本の四季であると

エアコンばかりに頼ってしまう自分自身を反省しましょうか。


どちら様も夏バテなどなさいませぬように。

ご覧頂きありがとうございました。 主宰 社会不適合オヤジⅡ 拝


和歌で遊ぼう!

心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書き付くれば

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